標題にもある通り、
読者の方々は、「チャットで◯◯」の「◯◯」に入れるワードは
何を思いつき、入れますか?
人それぞれだと思いますが、例えば、「会話」、「相談」、「問い合わせ」、「注文」
「予約」等々でしょうか。
読者の中には、「え!?チャットで予約!?注文!?」と驚かれている方も
もしかして多いかもしれません。
なぜ、このような事を質問させていただくかと申しますと。
その背景として、スマートフォン上におけるユーザーのアクションの変化が上げられます。
メッセージングサービスというプラットフォーム
今までは、スマートフォン上で多くのユーザーが使うサービスとして、ソーシャルメディア
サービスが主流でした。特に、4大ソーシャルメディアのFacebookやInstagram、Twitter、
Linkedinのグローバルなユーザー利用者数は、昨今30億人強となっています。
しかし、上記グラフのとおり BUSINNES INSIDERによると2015年1Qには、
4大メッセージングサービス(WhatsApp,WeChat,FBMessenger,Viber)の
ユーザー利用者数が上回り、1つのパラダイムシフトとなっています。
国内のLINEにおいても2018年1月時点の国内利用者数が7,000万人と、日本人口
の半数以上が使うサービスとなっています。
皆さん、既にお分かりの通り、WEBでのプラットフォームがメッセージングサービ
スとなってきているのです。
メッセージングサービスの利用事例
お題目に戻りますと、「チャットで◯◯」の◯◯は、今後、メインプラットフォーム
で何ができるのか?の想像を掻き立て、ワクワクさせてくれます。
国内のLINEの事例としては、ヤマト運輸の配達物のお届け日時や不在時の配達通知、
受け取り日時の変更などを行うことができるサービスを展開しています。
また、「ドミノ・ピザ」では、ピザの注文が可能になっており、ブランド品の買取り
を行っている「なんぼや」では査定ができるサービスをLINEで提供しています。
その他、チャットボットとメッセージングを連携したサービスも徐々に浸透して
きています。例えば、「飲食店の紹介や予約ができるサービス」や「自分の住み
たい部屋の条件を登録すれば、最適な部屋を紹介してくれる不動産仲介サービス」、
「旅行に関する飛行機、ホテルのリサーチと手配してくれるサービス」などです。
これにより、企業側は人を介さず、定型的な答えを自動で対応できるチャットボッ
トに任すことで、間接コストを低減することができ、エンドユーザー側は、24時間
365日即時返答がもらえるので利便性が向上し、且つ企業に対するエンゲージメン
トも向上するので、両者共にメリットを得ることができます。
まとめ
企業とエンドユーザーが1to1で簡単につながることができ、且つ使い慣れたチャット
を通じて、いろいろな「◯◯」を提供し、提供されることにより、企業とエンドユー
ザーがWinWinな関係になっていくことは間違いないでしょう!
今までの「検索」で能動的に情報を探すよりも、友達に聞く感覚で「チャット」ができ、
答えが得られるのであれば、このようなサービスを利用しない理由はありませんよね。
今後の「チャットで◯◯ができる!」に注目です。
参考
上記、チャットボットやAI(人工知能)について、さらに詳しく知りたい方は、弊社hachidoriが運営する
メディア「hummingbird」へ!!
チャットボットについて、ご興味がある方は、hachidoriまで!!