hachidoriの深圳視察!〜深圳行ったらこんなとこ!〜Day3

hachidoriの深圳視察!〜深圳行ったらこんなとこ!〜Day3

目次

朝ごはんは、出前アプリ「美团外卖」で朝マック


2日目のジェネシス社訪問でもお話しに出た、深圳で流行っているサービスの一つである出前サービス「美团外卖」を試してみた。

アプリをダウンロードして、立ち上げると、やはり最初はSNS認証による登録が必要。ただし、デポジットなどは不要で、wechat payによる決済で注文が可能になる。
 
今回は、早くも中華三昧に飽きてきた筆者は、どうしても朝マックが食べたく、3日目の朝は「美团外卖」で朝マックを出前することにしました。
値段はほぼ日本と一緒だ。そこに送料が9元がかかるため、基本的には通常より高くつくが、今回は初回キャンペーンということで、2つの朝マックに対して19元の値引きが適用されました。これはありがたい。
 
今回は宿泊していたホテルに届けてもらうことにした。ホテルにはセキュリティがあって、フロアまでは来れないだろうから、どうなるのかとやや不安ではあった。
注文すること20分ほど。電話がなり、中国語でホテルの前に着いた。と言っているよう。
ちなみに、注文するときにコメントが記載できたので、ダメ元でEnglish onlyと書いておいたが、なんのその、バッチり中国語で電話が来た。
覚えたての中国語で、今からホテルのロビーに向かうと伝え、無事に合流。
 
配達員の格好は街で見かけた、「美团外卖」のロゴが入ったスタッフではなく、マックの服を着た男性だった。どうやら、必ずしも「美团外卖」の配達員ではなく、店によっては店のスタッフが配達をする仕組みらしい。

無事に朝マックにありつくことができた。苦労をしてゲットした朝マックはいつも以上に美味しかった。
「美团外卖」

シェアバイク「ofo」で東門(ドンメン)へ

3日目のお昼は、雑貨やお土産屋が並ぶ女性に人気の街「ドンメン」へ行くことに。

1日目、2日目はmobikeを使って移動していたので、3日目はアリババ陣営のシェアバイクofoを使ってみた。ofoはアリペイの芝麻信用のスコアを持っていれば、デポジットなしで利用できるが、筆者は持っていなかったため、60元ほどのデポジットが必要だった。
また、mobikeにはなかったが、登録時にパスポートの写真と、immigrationカードの登録が必須であった点も、やや面倒ではあった。
登録を終えてからの、鍵解除の方法はmobikeと同様で、空いている自転車を見つけて、QRコードをスキャンするだけでいい。自転車の数自体はmobikeもofoもそこまで変わらない印象だったが、街で乗っている人はofoの方が多い気がした。
 
どうやら、ofoは週末無料キャンペーンをやるなど、積極的なプロモーションを行っているらしい。一方で、mobikeは自転車の乗り心地やスペックで勝負をしている点、それぞれが差別化を図ってるんだとか。
実際にどちらの自転車も乗った感想としては、確かにmobikeの方が自転車が全体的に綺麗で、走りやすい印象はあった。
ただ、共通して言えることは、ステーションと言う考え方がなく、どこにでも置いてある(というか乗り捨ててある)ので、好きな時に乗れて、不要になったら乗り捨てができるという点は、極めて便利だと感じた。
ちなみに、mobikeやofoはすでに日本に上陸している。mobikeは札幌限定にて利用ができるが、その実態は、あくまでも決められたステーションから借りて、ステーションに返すという従来からあるレンタル自転車の格好だ。ステーションは、コンビニエンスストアチェーンの「セイコーマート」、ドラッグストアの「サッポロドラッグストアー」が担っている。日本勢のシェアリングバイクとしては、ソフトバンクの子会社OpenStreetが提供する「HELLO CYCLING」(ハローサイクリング)などがあるが、先日セブンイレブンをステーションにしたと発表があったばかり。どちらにしても、ステーションから借りてステーションに返すという形式。

日本では公道の大きさや、道路交通法の観点から、乗り捨てはそう簡単には実現できないだろうが、それが実現すると非常に便利だと思う。

3日目もやはり華強の電気街へ

1日目、2日目に続いて、最後もやはり華強の電気街へ出向いた。
深圳の視察は、華強の電気街で始まり、華強の電気街で終わった。

3日目は最後なので、買い残した気になるIoT家電や革新的なハードウェアを探した。
結局は、ドローン、アクションカメラ、自撮り用LEDライト、見守りカメラ、bluetoothイヤホンなどを購入した。全部合わせても1万5千円くらいだから、さすが驚くほど安い。
 

ということで、深圳視察Day3は終わり。
無事に3日間の視察を終えました。今回の視察は主に、深圳の決済事情と移動事情を実際に見るというところにあった。
その点について、いろいろと思うことはあるので、考察については別途記事にします。