hachidoriの深圳視察!〜深圳行ったらこんなとこ!〜Day1

hachidoriの深圳視察!〜深圳行ったらこんなとこ!〜Day1

目次

香港からフェリーで30分、深圳の港「蛇口」に到着。まずは荷物を預けるためにホテルへタクシーへ。
1日目の大きなミッションは、中国での銀行口座開設。
そのためにも、まずは電話番号を入手する必要が。

SIM購入し、電話番号を入手


ホテル荷物を預けたあとは、まず徒歩で街に。本当はシェアリングバイクや配車サービスなどを使いたかったですが、それらを使うためにも電話番号が必要なので。
歩くこと15分、デパートのような建物の中に、モバイルSIMの販売店を発見。
中国語しか話せない販売員で、不安もありましたが、無事にスマホは起動。電話もインターネットも無事、利用できるように。

いざ、銀行口座開設へ


電話番号を入手したので、早速、銀行口座開設をすべく街中の銀行へ向かいます。
口座開設ができればどこでもよかったですが、近くにあった中国商工銀行へ。
パスポートと電話番号があれば、口座開設が可能だと考えていたので、万全の体制でいるつもり。

ですが、ここで事件が。レセプションにいた銀行員は、そもそも外国人であること自体を毛嫌いしているようでしたが、銀行口座を作りたいと片言の中国語で言うと、 渋い顔に。

中国語で説明をし始めたので、理解できなかったので英語を話せる銀行員をお願いしました。
そうすると、どうやら私たちが認識していた口座開設の条件は異なっており、以下が必要とのこと。
①パスポート
②電話番号
③中国で仕事をしているかする予定があること
④固定の住所(ホテル不可)

①と②は想定通りでした、③と④は完全に想定外。

しかも、その場でどうにかできる問題でもなく。
ウェブで調べていてもブログなどで記載している方がいましたが、銀行員によると、銀行によってルールの厳しさが異なるとのこと。

 

同じ銀行でも、支店が違えば(要するに担当者ごとに違う)対応も異なることがあるらしいです。

最初に入った中国商工銀行は諦め、次の銀行へ向かいました。

2つ目の銀行、3つ目の銀行でも….

他の銀行や同じ銀行の他支店で試した。
しかし、結果はすべて同じだった。上記で記載した4つの条件が必須だという。
すでに15時を回っており、徒歩圏内で行ける銀行は一通り行き尽くしたこともあり、一旦作戦を練り直すことにした。

インターネットで調査をしていると、どうやら現地人がいると口座開設をしやすいという情報を入手したため、私たちは現地人に協力を依頼することに。

知人を通じて、翌日に現地の方に通訳と銀行口座開設をサポートしていただけることになったので、ミッションは翌日に持ち越し。
ただし、すぐにでもWeChatPayが使いたかったので、翌日サポートしていただく現地の方にWeChatPayで送金をしてもらいました。

WeChatPayでmobilkeを利用

 
現地人にWeChatPayで送金をしてもらったので、シェアリングバイクのmobikeを使って、自転車を借りた。
使い方はとても簡単で、以下の通りだ。
・アプリをダウンロード
・WeChatPayまたはアリペイにて、デポジットとプリペイドにチャージ
・自転車を探して、QRコードをかざしてロック解除
・乗る

デポジットは3000円。
プリペイドは、ミニマムはなく、自分で決められます。
30分1元と聞いていたので、500円分のチャージしました。
日本に進出しているだけあって、アプリ自体が日本語に対応しているし、デポジットやプリペイドも円表記。便利。

自転車はどこにあるかというと、道路の至る所にあります。
逆に見かけない道路を探す方が難しいレベル。
日本のシェアリングバイクと違い、ステーションという概念はなく、もちろん、乗り捨てもOK。
適当に自転車に乗り、早速mobikeの自転車に乗って、華強へ。

世界最大の電気街「華強」


mobikeで30分、ホテルから世界最大の電気街「華強」に到着。
思った以上にmobikeの自転車は乗りやすく、距離としては5km以上はあったが、ほとんど疲れもなかったです。

華強北を回る上では、自転車より徒歩がいいので、自転車は乗り捨て。
mobikeで借りた自転車を返却するときも、ロック(施錠)をするだけで終了と非常にシンプルです。
ロックをかけると、自動的に料金が計算され、チャージされたプリペイドから引かれます。

電気街ですが、まさに中国の秋葉原という感じで、家電ショップが軒並み集結しています。
ショップごとがテナントになっているわけではなく、大きなデパートのような建物の中に、小さなショップが密集していて、建物に入ってみると、1Fにはずらりと部品ショップが。

USBケーブルや電子機器のボタン、電球のソケットなど、実に様々な部品が売られていました。
2Fに行くと、今度は部品ではなく、完成品を販売するショップが同じように密集。

アクションカメラ、リモートカメラ、ドローン、ロボット掃除機など、目を引く家電が所狭しと。
 
結局この日は、19時クローズまで電気街を散策しましたが、無数にあるショップを回り切れず、また来ることに。

自販機で見つけた電子決済*広告

帰りはホテルまで地下鉄で。

帰路で見つけたのが、なにやら上部にサイネージがついた興味深い自動販売機。
最初は何ができるのか全くわからなかったですが、スポンサー企業とWeChatで友達になる(DMを承諾する)ことによって、飲み物が安く購入出来るというプログラムでした。
 
まず最初に、自分のWeChatのQRコードをかざし、自身のアカウントを認証する。その後に、スポンサー企業のWeChatのQRコードが4つ表示されるので、好きな企業を選択して、友達追加を行う。最大で3つの企業と友達追加を行うことができ、1企業につき0.5元のディスカウントがもらえます。
 
国内では、Coke ONやLINEとキリンなどが、自販機におけるプロモーションを行っているが、それらはあくまでも、飲料メーカー側が自社商品の販売促進を狙って、運営している点が、上記深圳のものとは少し違う点ですね。

深圳で見た、自販機のプログラムは、インセンティブ型の広告で、そのインセンティブが目の前にある飲料水を安く買うことができる、というもの。
今後、LINEPayとLINEでの友達追加を使って、同様のことはLINEで出来そうだな〜と思いました。

これにてday1は終了。

day2に続きます!